始めまして、農業一筋吉田です。
子供の頃から農業が大好きで、毎日のように身近に沢山あった田畑を見に行っていました。
田畑に行くといつも居た農家さんやお爺ちゃん、お婆ちゃんはとても優しい人達で沢山遊んでもらったのが良い思い出です。
そして農家さんたちが乗っていたトラクターは当時の私にとって憧れの存在で、「いつか乗りたいなぁ」と夢に見ていました。
そんな環境にあったことから、「働く」と考えたとき、まず思い浮かんだのが農業で「やってみよう!」の精神で飛び込みました。
いざはじめてみると子供の頃に想像していたより繊細で奥深い作業が多く、たくさん失敗もしました。 それでも一緒に働く仲間や地域の沢山の方々がいつも応援してくれたおかげで、現在は現場の責任者を任せてもらえるまでになりました!
~「皆の思い」が生み出す新たな産物~
落影農場では「楽農」の精神がモットーです。 この土地がもたらす豊富な自然の恵みを受けながら、作り手の「思い」を大切にした作物づくりをしています。
「思い」とは何か?それは作物の味を更に際立ててくれる「栄養」だと考えています。
私たちは一年を通して様々な作物を並行して栽培しているので、毎日が慌ただしく思わぬことの連続です。
しかし日々の作業が作り手にとって「苦」だったら、作物の味も「苦」になってしまうと思います。
落影農場の作物づくりにはスタッフ、地域の方々など沢山の人々の力が集結しています。
「苦しいときは集まった皆で意見を共有し、助け合う。そして楽しい時は思いっきり笑い合う。」
そんな環境でこそ、美味しい作物が生まれると思います。
また、作物を食べてくださるお客様の思い一つ一つも大切な「栄養」です。
作り手からは見えない視点からの意見や感想は作物づくりにおいて大きな糧になります。
長年、作物づくりをしてきましたが、まだまだ「思い」から得られるものは沢山あります。
これからは今まで以上に作り手やお客様の思いを更に詰め込んだ、新たな「美味しさ」を求めて作物づくりに励みたいと思います!