県内有数の豪雪地帯である信濃町。
この季節に普通は野菜が育つとは思えません。
しかし敢えてその環境を利用し、試行錯誤をした結果冬の新たなブランド「雪まち野菜」が生まれました。

豪雪地帯に住む私たちにとって雪は厄介者です。
そんな雪も何か作物にうまく利用できないか?と考えたとき、ふと夏場の作物が寒暖差で甘くなることが頭に浮かびました。同じ原理を雪の中でも活かせば甘くなるのでは?という逆転の発想からうまれたのが「雪中キャベツ」です。
雪の中にあるからこそ適度な寒さ(チルド状態)が保たれ甘さ・みずみずしさが蓄えられます。
芯の部分に近い程甘みが強く、濃い味わいが特徴です。
生食ではキャベツならではの瑞々しい甘さがダイレクトに感じられます。
また、火を通すことで、じんわりとした優しい甘さが特徴の味わいになります。

厳寒期の信濃町は「-15℃」に達することもあり、その寒さにさらされながらほうれん草はじっくりと甘味+旨味を蓄えて行きます。
寒さにさらすことが「寒締め」の由来で、その寒さで葉が縮れることから「ちぢみ」ほうれん草と呼ばれています。
根っこの赤い部分に近い程栄養価が高く、甘みが強く感じられます。
とても肉厚で、「お浸し」でシンプルに頂くとシャキッとした
食べごたえのある食感が楽しめます。
また、風味が強い事から他のお料理と混ぜてもほうれん草ならではの香りが強く感じられます。

信濃町の夏といえば・・・とうもろこし!
高原盆地帯であるこの土地ならではの気候がとうもろこしの味を引き立ててくれます。

     
落影農場では7月下旬〜8月上旬にかけて期間限定でとうもろこし直売所を営業しています。

落影農場で作られている「恵味」はとうもろこしならではの風味と瑞々しい甘さが特徴のスイートコーンです。
暑い日中、とうもろこしは光合成を行い、エネルギーを体(実)の中にたっぷりと蓄えます。
そして夜から早朝にかけて気温が下がると、とうもろこしは日中蓄えたエネルギーを「糖」に変換します。信濃町特有の「寒暖差」で甘みを蓄えたとうもろこしは時に「糖度20%」を超えることもあり、別名「フルーツコーン」とも称されます。

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